JR京浜東北線の西川口駅にやって来たわ!
この駅の近くに、内モンゴル料理専門のガチ中華のお店があるからって、連れて来られたわ!
それでそのお店はどこにあるのかしら?
西川口駅西口コンコースを横切っている通りを、蕨駅方面へ進んで参ります
T字路に突き当たったら左折します
『内モンゴルレストラン(内蒙古饭店)』にやって来たわ!
左手に見えて参ります、「ベルタウン」と言う雑居ビルの3階にございます、『内モンゴルレストラン(内蒙古饭店)』と言う内モンゴル料理専門店で、お食事していただきます
2階が中国冷麺屋で、4階がベトナム軽食店、5階がベトナム人向けエステサロンと、濃すぎるラインナップになっていたわ!どうなってるのよこのビル!?
階段で3階まで上ったら、2階の東北鶏西大冷麺の店員にしれっとお店に案内されそうになったわ!気を付けなさい!
店内は白を基調としたシンプルで清潔感のある内装だったわ!
内モンゴル自治区出身者なのか、ただの中国人なのかわからないけど、テーブル席を並べて宴会を開いていたわ!
お店の出入口付近には、楽器と音響設備が並べられている、ライブ会場になっていたわ!
お店は現地人の夫婦2人でやっていて、奥さんが接客だったわ!
奥さんは日本語ペラペラだったわ!
メニュー
メニューは、中国語、キリル文字、モンゴル文字、日本語の4種類で書かれていたわ!
メニューには、ホルホグ(羊肉の石焼き)、チャンスンマハ(羊肉の塩茹で)、ホーショル(焼き揚げ餃子)、ゴリルタイ・シュル(羊肉麺)、ボーズ(蒸し餃子)とモンゴル料理が一通り揃っていたわ!
それに加えて、マーラー味の鍋、野菜炒め、春雨炒めと言った中国系の料理が混じっているのが、モンゴル料理屋とは違っていたわ!
酸奶面(ヨーグルトうどん)
ヨーグルトうどんとシャルビンを注文したわ!
タラグタイ・ゴリルタイ・シュル(тарагтай гурилтай шөл)と呼ばれる、スープにタラグと言うモンゴルのヨーグルトを使った麺料理よ!
スープは白く濁っていて、鶏白湯よりも白くヨーグルトが使われているのがよくわかるわね。
酸っぱくてしょっぱく、ほんのりと羊肉の味がするシンプルな味のスープのね!後味がほんのりとクリーミーだったわ!
きしめんを細かく刻んだような麺がたくさん入っていたわ!
柔らかくツルツルとしたワンタンのような麺で、縮れていて少しゴワゴワ感もあるのがワンタンの生地とは違っているわね!
塩茹ででぶつ切りの羊肉がゴロゴロと入っていて、これがスープに羊肉の旨味を与えていたわ!
しっかりとした歯ごたえだけど、硬すぎず柔らかすぎず、程よい硬さだったわ!
エアコンが効いた店内でも、食べれ食べるほど体の芯から熱くなって、汗が止まらなかったわ!炎天下の中歩き回されたみたいに汗だくだったわ!
寒い地域の料理だけあって、最高気温37度の猛暑日に食べる食べ物じゃないわね・・・
肉饼(シャルビン)
シャルビン(бөөрөнхий хуушуур)って言う、小麦粉で作った生地に、薄く伸ばした羊ミンチ肉を入れて焼いて作る、モンゴルや内モンゴル自治区で食べられている揚げ餃子よ!
2枚からの注文なんだけど、1枚にしか見えないわね・・・。
捲ってみたらちゃんと2枚になっていたわ!
餅で作ったかのようなモチモチとした食感の生地に、薄ーく伸ばされた羊肉の餡が入っていたわ!
羊肉の旨味たっぷりで、しっかりと塩胡椒で味付けされていて、何もつけなくても食べられるわね!
丸くて薄っぺらいの見た目は、ナーダムホーショルにそっくりなんだけど、生地がもっちりとしていて脂っこくないのが違うわね!
シャルビンはナーダムホーショルの生地を餅にしたような食べ物だったわ!
2枚もあるから卓上調味料で味変も試してみたわ!
2つとも同じ調味料かと思ったら全然違っていたわ!
左の調味料は、酸っぱくて漢方のような味がする醤油で、酸味でさっぱりするけど、漢方のような独特な味に変化してしまうわね。
右の調味料は普通の醤油で、こっちの方がシャルビンに合っていたわ!
エアコンの効いて店内でも汗だくなのに、外に出たら暑くて暑くて堪らないわね・・・。
今日みたいな猛暑日は、2階の東北鶏西大冷麺の店員に誘われるがまま、中国の冷麺を食べてくるのが正解だったんじゃないかしら・・・?
店舗詳細
おわり。