MTR港島線の天后駅(ティンハウ駅)にやって来たわ!
この駅の近くに香港料理や広東料理が食べられる人気ローカルフード店があるからって連れて来られたわ!
それでそのお店はどこにあるのかしら?
天后駅A1出口右横の通りを直進します
そして、電氣道(エレクトリックロード)へ右折します
右手に目的のお店が見えて参りますで直進します
エレクトリックロードなんて名前の通りなのに、レストランばかり立ち並んでいる不思議な通りね
かつてこの通りの近くに発電所があったので、エレクトリックロードと名付けられたようです
『味滿(Full Taste)』にやって来たわ!
右手に見えて参ります『味滿(Full Taste)』と言うレストランでお食事していただきます
外まで行列が出来てるじゃない!
店内は、奥に細長い構造になっていて、建物の一番奥に厨房があったわ!
2〜3人がけのテーブル席が7つ、4人がけが1つ、カウンター席が4席のこぢんまりとしたお店だったわ!
テーブルの上には卓上調味料が4種類置かれていたわ!
今回使わなかったけど。
店員は、厨房と兼任しているらしきおじさんとおばちゃん2人が接客に当たっていて、終始塩対応だったわ!
支払い方法
- 現金
- 八達通(オクトパス)
- Alipay HK(アリペイ香港/支付宝)
- WeChat Pay HK(ウィーチャットペイ香港/微信支付)
メニュー
メニューは広東語と英語で書かれていたわ!英語を読んだところでどんな料理なのか全然イメージできないけど。
メニューには、米料理、麺料理、腸粉、お粥など、いろんな香港料理や広東料理があったわ!
米料理と腸粉や一品料理のセット、麺料理と油菜(野菜炒め)のセット、お粥と油条のセットといったセットメニューもあったわ!
香茅猪扒飯(レモングラスポークチョップ)
香茅猪扒飯と書かれたレモングラスポークチョップなる料理が気になって注文したわ!
ベトナム料理みたいなお肉がレモングラスと一緒に炒められた料理を想像していたけど、揚げたポークチョップが出て来たわ!想像と全然違う料理だったわ!
香茅猪扒はポークチョップをレモングラスと魚醤と一緒に揚げて作る料理で、ベトナム移民が香港に持ち込んだ香港式ベトナム料理でございます
ポークチョップは外はカリっと香ばしく、噛んだ瞬間に肉汁が口の中に溢れるほどジューシーだったわ!
あっさりとした甘じょっぱいタレで味付けされていて、後からほんのりとレモングラスの爽やかな風味が鼻から抜けるわね!
ライス
ライスはいい香りがするジャスミンライスだったわ!
ポークチョップと同じような味付けの甘じょっぱいタレが上からかけられていたわ!
ポークチョップと一緒に食べると、ライスにかけられたタレを合わさり味がしっかりして、レモングラスの効果なのかジャスミンライスの爽やかな風味が引き立つわね!
脆脆炸両(カリカリジャリョン)
炸両(ジャリョン)は、油条(ヤウティウ)と言う揚げパンを、腸粉(チョンファン)と言う米粉で作った薄い生地で包んだ料理よ!
中国広東省広州市発祥で、香港と広東省で食べられている料理らしいわ!
炭水化物を炭水化物で包むなんて斬新!
油条にそんな食べ方があったのね!
外はサクサクとした硬い食感、中はお麩のようなフワフワとした食感の油条に、モチモチとした餅のような弾力のある生地で包まれている、不思議な食感の食べ物ね!
炸両には手前から胡麻ダレ、魚醤、味噌ダレの3種類が付いて来たわ!
胡麻ダレは、しょっぱくもなく甘くもなく胡麻の味だけがする、ゴマのペーストって感じだったわ!
炸両そのものはなんの味付けもされていないから、ゴマの風味が加わるだけね。
魚醤は、甘じょっぱくてサラサラしていて、ナンプラーのような癖はない食べやすい醤油だったわ!ライスにかけられていたタレと同じやつね!
油条にしっかりと魚醤が染み込んで、甘じょっぱい味付けになるわね!
タレはどろりと粘り気があって、味噌田楽のタレような甘じょっぱい味噌に、お酢を入れたような酸味があったわ!
味噌の甘味とが炸両の美味しさを引き立てて、酸味でくどくならないようにバランスが取れているわね!
この中で一番合っていたと思うのは味噌ダレね!
店舗詳細
おわり。