東武野田線の川間駅にやって来たわ!
この駅からバスに乗って、パシュトゥーン料理が食べられるパキスタン料理屋に向かうのよ!
それでそのお店はどこにあるのかしら?
そもそもパシュトゥーン料理って何よ?
アフガニスタンと、パキスタン北西部にあるカイバル・パクトゥンクワ州(州都ペシャワール)の主要民族でございます、パシュトゥーン人の料理でございます
普通のパキスタン料理と違って、スパイス控えめで辛くないかピリ辛程度の辛さの料理が特徴でございます
カブリプラオもパシュトゥーン料理の一つでございます
そういえばカブリプラオって全然辛くなかったわね
川間駅北口にあるバス乗り場から、朝日自動車の関宿中央ターミナル行きのバスに乗車して参ります
川間駅から10分ほどバスに乗車ところにございます「平井入口」バス停で下車致します
左手に目的のお店が見えて参りますまで、関宿方面へ進んで参ります
『マディナレストラン(MADINA RESTAURANT)』にやって来たわ!
メガネランドと言うメガネ屋の上階にございます
随分と昭和レトロなメガネ屋ね!
今回は『マディナレストラン(MADINA RESTAURANT)』と言うパキスタン料理屋でお食事していただきます
愛知県安城市にも同じ名前のレストランがあるけど、何か関係でもあるのかしら?
店内は広々としていて、8人掛けのテーブル席が2つ、6人掛けが2つ、4人掛けが2つであって、お店の半分くらいしか席がなかったわ!
お店のそばの道路にトラックやバスが通ると、下から突き上げるような振動が来るくらい古びた建物だったわ!地震とか大丈なのかしら?
客席の一番奥には業務用冷蔵庫と冷蔵ショーケースがあったわ!
ショーケースの中には、コーラ、ファンタ、ココナッツジュース、スプライト、Basil Seed(バジルの種のツブツブジュース)が入っていたわ!
店員もシェフもパキスタン人(シェフはパシュトゥーン系パキスタン人)のみで、全員ほとんど日本語が通じない現地人向けのガチレストランだったわ!
あまりエアコンが効いていない暑い店内で暑がっていたら、シェフのお兄さんが扇風機を向けてくれたわ!いい人ね!!
メニュー
メニューはホワイドボードに書かれた日替わりメニューから選ぶスタイルだったわ!八潮のアルカラムみたいね!
本日のメニューは以下の通りで、Dum PukhtやCharsi Karahiと言った、普通のパキスタン料理では出て来ないカイバル・パクトゥンクワ州の料理があったわ!
- Mutton Nehari(羊スネ肉のカレー)
- Dum Pukht(羊スネ肉と野菜の羊脂肪煮込み)
- Mutton Handi(ハンディと呼ばれる壺で煮込んで作るマトンカレー)
- Charsi Karahi(ペシャワール風チキンカレー)
- Achari Gosht(アチャリマサラと言うスパイスを使った酸っぱいカレー)
- Chicken Handi(ハンディと呼ばれる壺で煮込んで作るチキンカレー)
- Matka Karahi(マトカと呼ばれる土鍋で煮込んで作るカレー)
- Dall Fry(レンズ豆のカレー)
Dum Pukht(ダンポホ)
ダンポホって言うパシュトゥーン料理を注文したわ!
ダンポホには以下の料理も付いてきたわ!
- ナン
- ライタ
- サラダ
- スムージー
タンポポじゃないわよ気を付けなさい!!
ダンポホは、羊の脂肪とレモン汁で羊肉や野菜を数時間煮込んで作る、アフガニスタンやパキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で食べられている料理よ!
巨大なマンガ肉が乗ったワイルド姿はニハリ(羊スネ肉のカレー)みたいね!
お腹の下に溜まったスープは、辛くもなければスパイス感も皆無で、ニンニクとバター風味で、ほんのりレモンの酸味があるだけのシンプルな味の料理ね!羊脂肪は全然クセがなくて、レモン果汁入りのバターですって言われても違和感なかったわ!
スネ肉は、ホロホロと柔らかくなるまで煮込まれていて、簡単に骨から外れたわ!
プルプルとゼラチン質ながらめ、ホロホロと肉感もある柔らかいお肉で、マトンとはちょっと違うスネ肉特有の味がしたわ!
お肉の味はニハリそのものなんだけど、カレーみたいなスパイスの風味が無いバター味の全然違う料理ね!そもそもカレーですらないわ!
ダンポホには、小ぶりのジャガイモと、ニンニクが皮ごと丸ごと一個入っていたわ!
ジャガイモはじゃがバターを食べてるみたいで、パキスタン料理を食べてるって感じが全然しないわね!
ニンニクはグズグズになるまで煮込まれていて皮ごと食べられたわ!
グズグズになるまで煮込まれたニンニクと、レモン果汁入りのバター風味のスープとの相性は抜群ね!このニンニク一個でも十分料理になっていたわ!
Naan(ナン)
大きくて丸型のナンが二枚標準装備で付いて来たわ!
インドのナンより少し分厚く、一面にポコポコと小さな穴が空いている、ロティとも少し違った見た目のナンね!
ナンは、コッペパンのようなシンプルなパンの味で、ロティのような小麦の風味全開の無骨な味ではなかったわ!インドのナンより硬めでゴワゴワしてるけど、ロティよりは柔らかかったわ!
ダンポホに浸して食べると、パンにニンニクが効いたバターをかけて食べてるようで、朝食を食べてるみたいだったわ!
Raita(ライタ)
米料理ではないのに、珍しくライタ(ヨーグルトサラダ)が付いて来たわ!
クミンと漢方のような独特なスパイスが効いていて、花椒みたいな痺れるような辛さがある、不思議な味わいのライタだったわ!
ダムポホが脂肪で煮込んだ料理だけに脂っこいので、独特なスパイスが効いたライタがいい箸休めになっていたわ!
サラダ
サラダはキャベツの千切りで、インネパ系の料理屋で出される、甘酸っぱいオレンジ色のドレッシングがかけられていたわ!
イチゴとバナナのスムージー
イチゴとバナナのスムージーは、甘さ控えめで、イチゴの酸味とバナナの甘さがある、
バナナの実がしっかり残っていて、ストローが詰まって何が起きた!?ってなるスムージーでもあったわ!
店舗詳細
おわり。