JR山手線と西武新宿線の高田馬場駅にやって来たわ!
この駅の近くに日本で唯一プロフ釜で作るプロフが食べられるウズベキスタン料理屋があるからって連れて来られたわ!
いつも高田馬場と言ったら、ミャンマー料理ばかり食べさせられるのに、珍しく違う国の料理を食べさせられるのね
それでそのお店はどこにあるのかしら?
まずは山手線と埼京線の高架を潜ります
高架を潜って目の前にございます、さかえ通り商店街へと右折します
右手に目的のお店がございますまで直進します
『SAMARKAND TERRACE(サマルカンドテラス)』にやって来たわ!
ACN高田馬場ビルと言うビルの3階にございます
この辺りにあるミャンマー料理屋みたいな現地感あるお店なのかと思ったら、随分とおしゃれなビルの中にあるのね
ちなみにこのビルの地下にもミャンマー料理屋がございます
ミャミィンモの2号店じゃない!
よくこんな近くに2号店なんて作ったわね!
階にございます『SAMARKAND TERRACE(サマルカンドテラス)』と言うウズベキスタン料理屋でお食事していただきます
店内はシンプルでおしゃれなカフェ見たいな内装だったわ!
窓側に4人掛けのテーブル席が4つ、厨房側に2人掛けのテーブル席が6つあって、窮屈な感じね。
客層はウズベキスタン人客もいるけど日本人客の方が多かったわ!
店員は全員ウズベキスタン人で、ガタイがいいおじさんとテンション高いおじさんの2人が接客していて、どちらも日本語ペラペラだったわ!
厨房の前はショーケースになっていて、ウズベキスタンのパンや餃子(マンティ)やお菓子が並べられていたわ!
ショーケースにパンや料理やお菓子が並べられているスタイルは、トルコのロカンタを思い出すわね!
シェフにお願いしてプロフ釜を見せてもらったら、プロフではなくハリサが入っていたわ!
ハリサは麦と羊肉を何時間もペースト状になるまで煮込んで作る料理よ!
そしてプロフは、厨房にあるコンロで、大きな鉄鍋に入れられて作られていたわ!
これじゃあプロフ釜じゃなくてハリサ釜じゃない!
メニュー
メニューは卓上にあるQRコードを読み込んで見るのよ!
セットメニューは、プロフ(ウズベキスタンのピラフ)、ラグマン(中央アジアの肉野菜麺)、シシケバブ、カザンケバブの4種類があったわ!
単品メニューには、サムサ、マンティ、コブルマバラク、ビンジャクと言ったウズベキスタンの餃子やパイがあったわ!
そしてプロフ釜で作られていたハリサもあったわ!
麦と羊肉をトロトロになるまで長時間煮込む料理なんて、パキスタンのハリームにそっくりな料理じゃない!
ハリムとも書いてあるし!
ハリサもハリームも、同じ調理法で作るアラビア料理のハリーズから派生した料理でございます
デザートがかなり充実していて、いろんな種類のケーキや、パフラヴァと言うアゼルバイジャンのお菓子や、バクラヴァ、カダイフ、ハルバと言った中東や中央アジアで食べられているお菓子があったわ!
ドリンクには、紅茶、コーヒー、あんずジュース、ベリージュース、インポートジュース(ウズベキスタンのジュース)、バービカン、アイランがあって、イスラム教徒が多い国レストランだからお酒は置いてなかったわ!
自家製ミックスベリージュース
ドリンクには自家製ミックスベリージュースを注文したわ!
いちごとブルーベリーを足して2で割ったような味がするジュースで、酸味より甘みの方が強かったわ!ザクロジュースかしら?
名古屋のウズベキスタン料理屋で飲んだザクロジュースより、あっさりと言うかかなり薄味だったわ。
プロフセット
当然このお店の自慢のプロフが食べられる、プロフセットを注文したわ!
プロフセットには以下のメニューが付いていたわ!
- プロフ
- ナン
- サラダ
プロフ
プロフは、甘く炒めたニンジンと豆と玉ねぎと米を材料に、専用の釜で炊いて作る、ウズベキスタンのピラフよ!
日本米が使われているけど、チャーハン以上にパラパラしていたわ!
結構油が使われていて、米が油でコーティングされて、とろみが感じられるほどね!それでいて、クミンが効いていてエスニック風な味付けで、全体的にあっさりとしているので、そこまで脂っこさを感じなかったわ!
プロフには、くたくたになるまで甘く煮込まれたにんじんが入っていたわ!砂糖醤油風の味付けで、これがプロフの味のベースになっているのね!
マトンは、ホロホロになるまで煮込まれていて柔らかかったわ!甘じょっぱくに煮込まれていて、ほとんどクセを感じない食べやすいお肉だったわ!
お米と同じく全体を油でコーティングされていて、とろみを感じるほどなんだけど、お肉自体は脂身の少ないものが使われているから、それほど脂っこさを感じなかったわ!
全体的に甘じょっぱくて脂っこいんだけど、そこにレーズンが入っていることで、フルーティーな甘酸っぱさが加わりさっぱりとした味わいになるわね!
プロフは見た目も材料もアフガニスタンやパキスタンで食べられているカブリプラオそっくりなんだけど、全然違う料理になっているのが不思議ね。カブリプラオはスパイスがしっかり効いているからかしら?
サラダ
サラダは、キャベツ、ニンジン、キュウリ、トマトが、甘酸っぱくてさっぱりとしたドレッシングにマリネされているものだったわ!
ナン
ナンは、パリパリサクサクとした硬めの食感で、パンと言うよりビスケットのようだったわ!
普通のコッペパンのような味なんだけど、少し酸味があって変わっだ味付けね。
プロフをのせて食べると、甘いじょっぱいの味付けのパラパラご飯とナンのサクサク食感が、とてもマッチしていたわ!
バクラヴァとサマルカンドハルバ
デザートはバクラヴァとサマルカンドハルバの2種類を注文したわ!
本当はパフラヴァが食べたかったのに無いと言われたからね。
サマルカンドハルバ
ハルバ(ハルヴァ)は、小麦や胡麻を砂糖と油で炒めて作る、中央アジアや中東で食べられているお菓子よ!
しっとりとしながらもサクサク感のあるキャラメルのような食感で、砂糖と牛乳を煮詰めたようなシンプルな味で激甘なお菓子ね!
ピスタチオが練り込まれていて、軽くて香ばしい風味もあるわね!
バクラヴァ
バクラヴァは、中東から中央アジアにかけて食べられてる、パイ生地を使ったお菓子よ!
食べた瞬間にどろどろとした激甘なシロップが溢れ出るわね。黒糖のような甘さに、レーズンのようなフルーティーな甘みも感じられるわね。
ピスタチオのペーストが生地と生地の隙間に入っていて、ピスタチオの軽くて香ばしい風味が、激甘なシロップの甘さを抑えてくれるわね!
トルコ料理屋で食べたバクラヴァとも、名古屋のウズベキスタン料理屋で食べたバクラヴァとも違うわね。自家製のバクラヴァなのかしら?
店舗詳細
おわり。