深圳地下鉄9号線の文錦駅(ウェンジン駅)にやって来たわ!
この駅の近くにウイグル料理屋があるからって連れて来られたわ!
それでそのお店はどこにあるのかしら?
ちょっと!原付バイクが歩道を走ってるじゃない!
それも二人乗りや、ながら運転は当たり前で、歩行者優先なんて概念は存在すらしていなかったわ!
駅を出た瞬間から戦いは始まっているのよ!
文錦駅B出口から駅近くの交差点へと進んで参ります
原付バイクは全て電動で走行音はかなり静か、気付かないで背後をすり抜けて行くからびっくりすわね・・・
駅近くの交差点を右折します
右手に団地へと入る門が見えて参りますまで直進します
联城联合大厦と書かれた門がが見えて参りましたら、団地の中へと入ってい参ります
『耶麗米婭西域主題餐廳』にやって来たわ!
団地に入ってすぐのところにございます、『耶麗米婭西域主題餐廳(ジェレミア・ウエスタン・レストラン)』と言うウイグル料理屋でお食事していただきます
店内は、天井、床、壁まで中央アジアや中東風な装飾がなされていてオリエンタルな雰囲気ね!
かなり広々としていて、出入口そばの客席もすごかったけど、奥の座席の方がかなり意匠が凝った作りになっていたわ!
そして店内には中東系の音楽が流されていてより雰囲気を高まるわね!
レジ台に備え付けられたショーケース入れられたパンやスイカが販売されていたわ!
そしてレジの目の前のカラフルな台にはナッツやドライフルーツが陳列されていたわ!
店員は、基本的に塩対応で、中国語しかわからず英語は全く通じなかったわ!ジェスチャーでなんとかするしかないわね。
接客担当の店員は全員中国人で、シェフは中国人とウイグル族がいるようね。
料理を運んできたシェフは中国人、開店準備で客席の清掃していたシェフはウイグル族だったわ!広い店内だったから厨房には他にもいるんだろうけど。
支払い方法
- Alipay(アリペイ/支付宝)
- WeChat Pay(ウィーチャットペイ/微信支付)
メニュー


















手撕椒麻鸡(鶏肉と花椒と藤椒の冷菜)、缸子肉汤(羊肉のホーローカップ煮)、馕包肉(牛野菜煮込み乗せナン)、拌面(ラグマン)、炒面片(ちぎった麺の焼きそば)、新疆炒米粉(辛く炒めた米麺)、酥皮烤包子(サモサ)、手抓饭(ポロと呼ばれるニンジンと羊肉のピラフ)、麺、米、肉までいろんな種類の新疆ウイグル自治区の料理が揃っていたわ!


ドリンクには、百香果汁(パッションフルーツジュース)、芒果汁(マンゴージュース)、金桔檸檬汁(キンカンレモンジュース)、草莓汁(苺ジュース)があったわ!
新疆奶啤(ミルクビール)、新疆蜂蜜卡瓦斯(蜂蜜カワス)、乌苏啤酒(新疆ウイグル自治区のビール)、百威啤酒(バドワイザー)とお酒も置いてあったわ!
どれ飲もうかなあ?
朝からお酒を飲むのはおやめください
え・・・?
注文方法
まずはテーブルに貼られたQRコードを読み取るのよ!
AlipayやWeChatのスキャン機能でQRコードを読み込むと、アプリ内で支払いが完結できるらしいわよ!後で知ったことだけど。
「ようこそ耶丽米娅西域主题餐厅」と書かれたページが表示されるから「スキップ」をタップするのよ。
QRコード読み取っただけで日本語表記になったんだけど、どうやって言語を判断してるのかしら?
人数をタップするのよ。
えーと、メイドの分の食事なんかいらないから1人っと
いつ私奴がいらないとお申しあげましたか?
僕の存在も忘れんな!
会員登録すると9.5割引になるらしいわ!
メニューが表示されるわ。
注文したい料理の「+」のボタンをタップしてカートに入れるのよ!


次のページで注文内容を確認したら下へスクロールして「確認」ボタンをタップするのよ。
次のページで「注文」をタップするのよ。
そうすると注文が確定したわ!
このページで「続行」をタップすると、メニューページに遷移して追加注文することも可能よ!
ラグマンとサモサを合わせて、支払うべき金額は48元(2025年3月のレートで約1,008円)よ!安いわね!
日本だったらラグマンだけで1300円〜1500円くらい取られるわよ!
食事を終えたらレジの前に行って、店員にAlipayもしくはWeChat Payって言えばQRコードを見せてくれるわ!
AlipayのアプリでQRコードを読み取ると、パスコードが表示されるから、設定したパスコードを入力するのよ!入力すれば支払い完了よ!
WeChat Payも同じはずよ!
お湯
席に着くと、オリエンタルな雰囲気の金属製のポットに入れられたお湯が運ばれて来たわ!
今日の深圳の最高気温は27度、10時過ぎでも普通に暑いのにお湯だったわ!
中国でお冷は出て来ないって聞いたけど本当だったのね!
新疆过油肉拌面(過油肉ラグマン)
過油肉ラグマンとサムサを注文したわ!
ラグマンは、新疆ウイグル自治区や、ウズベキスタン、カザフスタン、キリギスなどの中央アジア一帯で食べられている麺料理よ!
それで、過油肉(グオヨウロウ)ラグマンは、肉とトマトと野菜を炒めた物を、茹でた麺にかけて食べるラグマンよ!店員が目の前でかけてくれるわ!
タレはトマトの酸味と、ラー油と胡椒が効いた甘じょっぱい味付けで、タレには溶けかけのトマトの原型が残っていたわ!
ピリッと舌を刺す辛さと痺れる辛さのあるピリ辛麻辣味だったわ!上野のシープマンのラグマンに近い味付けね!
具材は、ラム肉、玉ねぎ、ピーマン、ナス、キクラゲが使われていて、野菜がシャキシャキっと炒められていたわ!
ラム肉は薄切りで臭みはなく、噛めば噛むほど肉の旨みが溢れるわね!
ラグマンには白くて断面の丸い中太麺が使われていたわ!日本のウイグル料理屋みたいな稲庭うどんのような平べったい麺とは違っていたわ!
麺はコシがあってモチモチとした食感で、凄く喉越しが良く、しっかりとタレが絡み合うわね!このコシのあるモチモチ食感の麺は、シープマンのラグマンに近いわね!シープマンの方がコシが強いけど!!
上野のシープマンってかなり再現度が高いのね!
中国人だけじゃなくてウイグル族もたくさん来ているような人気店なだけあるわね!
酥皮烤包子(サムサ)
サムサは、クミンや胡椒などのスパイスで味付けしたラム肉と玉ねぎの餡をパイ生地で包んで、大きな窯に貼り付けて焼いて作るミートパイよ!新疆ウイグル自治区や、ウズベキスタン、カザフスタン、キリギスなどの中央アジア一帯で食べられているのよ!
アンパンみたいな見た目だけど、サクサクとした食感で軽くて香ばしい薄皮のパイ生地だったわ!
中には角切りのマトンと微塵切りの玉ねぎの餡がみっちり詰め込まれていたわ!
マトンがゴロゴロと入っていて、しっかりとマトンの味も香りも感じられるワイルドなミートパイね!マトンの風味に加えてクミンや胡椒がかなり効いていて中東系なテイストの料理だったわ!
ラグマンは中華風だったのに、サムサは中東風な味付けで、料理が違うだけでこんなにもテイストが変わってくるのね!
お店の裏は古い団地になっていたわ!
深圳って新しく出来た街って聞いていたけど、築40年以上経ってそうな古い団地もあったのね!
この団地の建物の1階にはレストランや売店が点在していて、その中にウイグル料理屋があったわ!それもさっきのお店のすぐ近くに!
文錦駅周辺は新疆ウイグル自治区出身者が多く住んでおり、ウイグル料理屋やウイグル食材店が点在しております
この周辺に6店舗もあるじゃない!
深圳に新疆ウイグル自治区出身者がたくさん住んでいるなんて初めて知ったわ!
店舗詳細
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おわり。